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穴場な取材媒体は本当にあるのか? 全118媒体を「件数フィルタ」で検証してみた|検証の裏側 #2

大手5媒体を調べ尽くした次は「穴場媒体は本当にあるのか?」。全118媒体を件数フィルタで検証。知名度は低いが大手より出ている準穴場は確かに存在するが、件数フィルタを緩めると総入れ替えになる落とし穴と、穴場を見抜く3つのチェックを解説します。

🔬 検証の裏側 #2 動画やランキング記事に出せない「生データ・没にした判断」を書くシリーズです。


大手5媒体(スロパチ・DMM・アツ姫・でちゃう!・クロロ店長)を1つずつデータで調べ終えて、共通の結論は「媒体名で行くな、取材名で選べ」でした。どの大手も全取材を均すとプラスマイナスゼロ近辺で、上位の取材だけがプラス——という身も蓋もない話です。

じゃあ、視点を変えてみます。「知名度は低いけど、実は出ている"穴場媒体"は存在するのか?」

これ、立ち回りをやり込むほど気になるテーマだと思います。みんなが追う有名媒体は倍率が跳ねる。だからこそ、誰も知らない激アツ媒体があるなら、それがいちばんおいしい。今回はそれを、全118媒体のデータで真面目に検証します。


まず「件数80件以上」で大手を除いてみる

穴場探しでいちばん大事なのが、件数(データが取れた開催回数)でフィルタをかけることです。件数が少ない媒体は、たまたま強い日が数回あるだけで平均が跳ねます。だから最初に、「本物と言える水準=80件以上」に絞って、大手5媒体を除いてランキングにしました。

  • ととのっち … +148枚(141件・勝率42.6%)
  • スロレコ … +124枚(313件・勝率39.4%)
  • LIMIT ZERO … +116枚(93件・勝率40.7%)
  • 五神獣 … +111枚(82件・勝率38.8%)
  • セブンズTV … +89枚(133件・勝率41.0%)
  • 全力パチスロ部 … +73枚(583件・勝率38.2%)

思い出してほしいのが、大手5媒体の全体平均です。DMM−16枚、アツ姫−17枚、でちゃう!+6枚、クロロ店長−14枚。スロパチだけ+102枚と別格でしたが、それ以外はゼロ近辺でした。

それと比べると、この中小媒体たちは全体平均で+100枚前後。件数も80〜313件としっかりあります。つまり——

「知名度は低いのに、大手より出ている媒体」は、確かに存在する。

これが検証の第一の答えです。特にトップのととのっち(141件で+148枚)は、件数・数字ともに大手を明確に上回っていて、穴場筆頭と言っていい水準でした。


ととのっちの正体:エスパス日拓専属だった

「ととのっち」って名前、聞いたことない方も多いはずです。この媒体がなぜ強いのか、店ごとに割ってみたら、はっきりした顔が見えました。

  • エスパス日拓 新大久保駅前店 … +275枚(12回)
  • エスパス日拓 赤坂見附駅前新館 … +239枚(10回)
  • エスパス日拓 高田馬場本店 … +208枚(14回)
  • エスパス日拓 渋谷駅前新館 … +190枚(12回)
  • SAP立川店 … +202枚(11回)

ほぼエスパス日拓(東京の大手チェーン)専属の取材でした。上位を都心のエスパス系がずらりと占めています。つまり「ととのっち=知名度は低いが、東京の本気の店が使う取材」という構造。知らないだけで、都内で打つ人にとっては相当おいしい媒体だったわけです。


でも稼働(平均G数)で見ると、"空いてる穴場"ではなかった

ここで冷や水を一杯。穴場と聞くと「無名で空いてて、こっそり座れる」イメージがありますよね。本当にそうなのか、稼働(平均G数)を見てみたら——むしろ逆でした。

媒体名平均G数区分
セブンズTV約4,900G穴場
ととのっち約4,700G穴場
LIMIT ZERO約4,500G穴場
スロパチステーション約4,100G大手(参考)
スロレコ約4,000G穴場
五神獣約3,800G穴場
DMMぱちタウン約3,100G大手(参考)

先に注意点を。ここで見ているG数は、実機の出玉データのうち通常時(AT/ART中を含まない)のG数です。つまり4,500Gを超えると、通常時だけで終日ぶん回している"超高稼働"。かなり回っている=全然空いていない状態です。

ととのっち(約4,700G)やセブンズTV(約4,900G)は、大手のスロパチステーション(約4,100G)やDMMぱちタウン(約3,100G)よりも稼働が高い。"空いてる穴場"どころか、むしろ混んでいます。

理由はシンプルで、これらの無名媒体はエスパス日拓のような都心の高稼働店を専門に取材しているから。DMMが全国の田舎店まで拾って平均を下げているのとは、真逆の構造です。

つまり「無名だけど大手より出ている媒体(=穴場媒体)」は確かにいる。でも「誰も知らず空いてて、こっそり勝てる穴場」ではなかった——無名なだけで、中身は都心の激戦区の本気営業です。

ここまでが、無料で読める「穴場は確かにいる」という話。

でも実は、この穴場ランキング、件数フィルタを少し緩めるだけで顔ぶれが総入れ替えになります。そして、そこにこそ「穴場探しの一番の落とし穴」が隠れていました。


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